漫画の大賞に新人として応募するのは簡単!でも入賞するのは困難!

私が漫画家の玉子として漫画を描いていた「週刊ヤングジャンプ」には
毎月行われる「月例ヤングジャンプ新人賞」と
春と秋に年に2回だけ開催される「青年漫画大賞」という
プロでも応募出来る、大きな新人賞がありました。

 

・・・というわけでトップページに載っている「神様っているよ」は
この「青年漫画大賞」の「佳作」に入賞したという
自慢話をこれから始めたいと思います。

 

なぜ「青年漫画大賞」に応募したのか?

 

私は「漫画 設定 作り方」にも書きましたが
「月例ヤングジャンプ新人賞」の「佳作」に2回も連続して入賞してしまいました。
そして集英社と「年間契約」を結んでいましたので、
その後の普段は、連載用の「絵コンテ」ばかりを描いていました。

 

でも、なぜか「青年漫画大賞」だけは担当の編集者が
「原稿用紙」に描かせてくれました。
あなたは、なぜだと思いますか?
そうなんです!

 

実は「絵コンテ」ばかりを描いていると「ペンタッチ」が
どんどん下手くそになってしまうからなのです。
・・・というわけで私は漫画家時代に7本の作品を
「青年漫画大賞」に応募する事が出来たのです。

「青年漫画大賞」とは今でも存在しているのか?

 

残念ながら「青年漫画大賞」とは今は、もう存在していません。
代わりに「シンマン賞」として継続しています。
「月例ヤングジャンプ新人賞」は大賞の賞金額が
50万円だったのに対して「青年漫画大賞」は100万円でした。

 

・・・というわけであなたが今「週刊ヤングジャンプ」で漫画を
描きたいのであればこの「シンマン賞」に応募すれば良いのです!
こちら→ http://youngjump.jp/shinman

 

「青年漫画大賞」とは、そんなにスゴイ賞だったのか?

 

「青年漫画大賞」に入選(大賞)すると当時の賞金は100万円で
佳作の私でも30万円も、もらえてしかも、
本誌デビュー出来たのですから当時としては、
一番大きな「新人賞」だったのです!

 

この賞を獲った事だけが今でも唯一、
H君に自慢出来る程に難易度が高い「日本最大級の新人賞」でした!

 

当時の記念の賞状と盾が出てきましたので証拠として、
画像をこのサイトに残しておきます。
賞状
↑クリックすると拡大画像になります。

 

盾3
↑クリックすると拡大画像になります。当時は金ピカだったのに...(T_T)

 

PS:この記事も「起承転結の法則」で書いてあるのですが、分かって頂けたでしょうか?