漫画家の結婚生活は式を挙げる前に一緒に住んだ方がお互いのため!
あなたは、結婚前の恋人同士が同じ部屋で、
一緒に生活をするのに賛成でしょうか?反対でしょうか?
私は一緒に生活をするのに大賛成です。
理由は私が今の妻と大学生の時に半分一緒に暮らしていて、
男と女が一緒に生活をすると、お互いに、
ふだんは見せない一面が見えて来るからです。
・・・というわけで「離婚率」が3組に1カップルと高い、
現代の日本では結婚する前に、数ヶ月でも良いので
二人だけで一緒に生活をした方が良いというのが私の持論です。
綾小路きみまろではありませんが「あれから30年」経ちました
私の妻の名前はKと言ってS大学の漫研に、
同じ新入生として入会して来たのでした。
初めは「Kちゃん」と名前を呼んでいましたが1980年の7月の
漫研の打ち上げコンパで私が「Kちゃん」に、
お互いのイニシャル入りのペンダントを渡して、
告白して付き合うようになってからは35年間ずっと「K」と、
愛を込めて呼び捨てにしています。
・・・というわけで私は今の妻と大学4年間の内約3年間は
半分一緒に暮らしていて1985年の3月に結婚したのでした。
私の父親は、初めはKとの結婚に反対していました
ところが・・・・
あれは、私が大学4年生でもう卒業も、間近の頃だったと思います。
ある日、私は父親からリビングに呼び出されたのでした。
そして、父はこう言ったのです。
「もし、お前の漫画が売れなくなって赤ちゃんを、おんぶしたKさんが、
うちに来て離婚させて下さい、と言ったら、お前はどうするんだ?
二兎を追う者は一兎をも得ず、と言うだろ?
漫画か、結婚かどちらかを選んだ方が、良いのでは無いか?」
返答に困った私は「離婚したら、悲しい...」と、だけ答えたのでした。
すると父は「悲しいだと?ガッハッハッハッ!バカだなお前は!」と
大笑いをして、漫画も結婚も許してくれたのでした。
・・・というわけで私の父親は2014年に88才で亡くなってしまったのですが
私の人生の大きな転換期には、いつも優しく見守ってくれていたのでした。
私の職業は「漫画家」として結婚しました
そのようなワケで1985年の3月に私は、妻と結婚式を挙げる事が出来ました。
当時、私はY先生のアシスタントをしていましたので、
主賓は担当編集者のFさんでしたが乾杯の音頭はY先生にとって頂いたのです。
そして歓談の時間でY先生は「売れている大先生」だったので私の親戚から、
サイン責めに合っているビデオ映像が今でも、我が家には残っています。
・・・というわけで漫画家でも、どんなに貧乏でも愛し合っている限り結婚生活は、
必ず上手く行くと私は信じています。
最後に私が初めて「持ち込み投稿」した「おそば事件」の
コピー原稿を紹介して終わりにします。
今回は「起・承・転・結」の「承」の部分です。
「起」に当たる1ページから4ページは
「漫画家 担当 打ち合わせ」に載っています。
「承」に当たる5ページから10ページは
「漫画家 結婚生活」に載っています。
「転」に当たる11ページから20ページは
「漫画家 アシスタント 経費」に載っています。
「結」に当たる21ページから24ページは
「少年ジャンプ 漫画家 なりたい」に載っています。
PS:この記事も「起承転結の法則」で書いてあるのですが、分かって頂けたでしょうか?