漫画家のアシスタントの経費で重要なのは領収書!映画や旅行がタダ?

私は「税金」に対して詳しくは無いのですが
ふつうの会社に努めているサラリーマンは、
毎月予め「源泉徴収」として「所得税」が
月給から差し引かれているはずだと思います。

 

「漫画家 アシスタント 収入」でも書きましたが、
私は、Y先生のアシスタントとして、毎週3万円を現金で、頂いておりました。

 

そして、そのお金で「映画」を観たり「書籍」を購入して、
必ず「領収書」をもらって、「確定申告書」を書く時は
「必要経費」として控除してもらいました。

 

・・・というわけで今回は漫画家のアシスタントの
「必要経費」について、お話しします。

 

一般の会社での「必要経費」とは?

 

1980年代の日本経済は「バブル絶頂期」にありました。
なので「漫画家 担当 打ち合わせ」にも書きましたが

 

私の編集担当者のFさんは、私との「昼食代」や「夕食代」は、
「打ち合わせ飲食費」として「必要経費」で、
伝票が社内で認められていたのだと思います。

 

ですので、私は大学生の頃は「領収書」さえもらってFさんに手渡せば
「画材」や「映画」漫画の勉強のために買った「書籍」などの代金もその場で、
全て現金で「還付」してくれました。

 

これは、Fさんが会社の中で「新人漫画家早川てっちの育成費」といった、
「必要経費」が認められていたからこそ、
その場で「現金支払い」をしてくれたのだと思います。

 

・・・というわけで私の「学生時代」の私の「必要経費」とは
全てこの編集担当者のFさんから「現金支払い」で頂いていたのでした。

 

「必要経費」が認められると「還付金」がもらえる

 

ところが・・・
1984年2月から、Y先生のアシスタントを始めた私は、
翌1985年に生まれて初めて「確定申告書」を役所の
「税務課」に提出しなければなりませんでした。

 

その頃私が「必要経費」のために気を付けていた事は
「とにかく、お金を使ったら、全て領収書をもらって保管して置く!」
なのでした。

 

なぜなら、何が漫画家のアシスタントの経費になるのか、
全く知らなかったからです。

 

例えば、あなたが、フランス料理を勉強して一流のコックを目指す、
といったストーリーの漫画を描きたい、と思ったとします。

 

そして、そのために必要な、写真を撮ったりフランスのレストランで、
あなたが料理を食べて漫画の取材をするために、
フランス旅行に出掛けたとします。

この場合、実際に描いた、あなたの「漫画作品」が
存在するのであれば立派な「必要経費」として、認められます。

 

ところが・・・
お昼に食べた、カップ麺の領収書や普段着を「ユニクロ」で買った、
領収書があってもそれは「必要経費」とは認められません。

 

実際に私は、Y先生の友人のアシスタントさんが「必要経費」が
通らなくて役所の「税務課」に呼び出された実例も知っています。

 

・・・というわけでこの「必要経費」が認められると夏頃に
「還付金」としてお金が返って来ます。
それも私の場合は、んっ10万円も還付されましたので
「必要経費」と「領収書」の重要さが分かって頂けたでしょうか?

 

住んでいるアパートの家賃も「必要経費」になるのか?

 

これは「実際に漫画を描いている、仕事部屋」であれば「年収」や
「部屋の広さ」などによって、その割り合いは違いますが
「家賃」の一部も「必要経費」として控除された記憶が、私にはあります!

 

・・・というわけで何が「必要経費」なのか?分からない、
アシスタントさんは役所の「税務課」へ行って
「確定申告書」を提出する前に相談する事を、
強くおすすめして置きます!

 

最後に私が「持ち込み投稿」した「おそば事件」の
コピー原稿を紹介して、終わりにします。

 

今回は「起・承・転・結」の「転」の部分です。

 

おそば事件11
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おそば事件12
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おそば事件13
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おそば事件14
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おそば事件15
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おそば事件16
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おそば事件17
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おそば事件18
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おそば事件19
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おそば事件20
↑クリックすると拡大画像になります。20ページ目

 

「起」に当たる1ページから4ページは
「漫画家 担当 打ち合わせ」に載っています。
「承」に当たる5ページから10ページは
「漫画家 結婚生活」に載っています。
「転」に当たる11ページから20ページは
「漫画家 アシスタント 経費」に載っています。
「結」に当たる21ページから24ページは
「少年ジャンプ 漫画家 なりたい」に載っています。
PS:この記事も「起承転結の法則」で書いてあるのですが、分かって頂けたでしょうか?